2009年9月1日火曜日

I see you again this winter


あっというまに9月が来ちゃった。
時間が経つのが、速い速いと言い続けて、
死ぬ前になって「ああ、人生速かった」で
チャンチャンまとめちゃうの、嫌だわ。

確かにやることは、いつもたくさん十分あるんだけど、
これまでだって間に合わなくて死んだり、したことないし、
私は今を生きている。

なんとかならない訳は無いから、あせること自体をもう辞める。

秋の匂いを嗅いで、動かなきゃ、と思って、
昨晩ようやくアーユル研修仲間のシャンタールにメール。

フランス領のユニオン島に引退してるホメオパスの彼女との
プーナでの共同生活は楽しかった。
彼女がいたら、またあの過酷なインド生活も頑張れるかも。

時期をあわせて、冬のインドで!

2009年7月8日水曜日

Hail to Bhadant-G Arya Nagarjuna


先月でかけた香港のことを少し。

せっかくレギュラークラスをお休みして香港に行くなら
仕事だけじゃなくて、自分の時間も欲しいのだけど。
というか、海外に行くのに、たった2泊3日なんてMOTTAINAI。
強引な理屈で同行するスタッフを納得させ、
一足先に降り立った香港特別行政区。

最近なんだか、気になっていることがいくつかあって
日本の磁場を離れて外に出ると、少し自由に考えることができるから、
香港に行くのはきっと良い機会になると思った。

この気になるモゾモゾは日本をたつ直前の週末に、
ヨガの生徒さんと連れ立って 護国寺で行われていた
佐々井秀嶺氏の講演会にでかけたことも関係あると思う。

このお坊さん、佐々井氏は、インドで生まれつき「不可触民」
つまり触るには穢れすぎているとされるカーストに生まれた人たちを、
仏教徒に改宗するムーブメントをひきいている人で、
もう44年という気が遠くなるほどの長い時をインドで活動している。

不可触民はインド人口の8割を占めていて、
人権ナッシングなひどい状況にあるそうだ。
アカデミー賞を受賞したスラムドッグ・ミリオネアを観た人は
頷くことができるかもしれない。
そして、インドを旅した人なら、リクショーが止まるたびに
手を口に運び食べる仕草をしながら
袖を引っ張ってくる子供の物乞いに会ったことがあるのでは。

仏教では瞑想をして真我を知るっていう手法が有名だけど
目を閉じて世界を見るのをやめるよりも、
自分の心の平和を懸命に探すよりも、
もっと先に大切なことがあるよ、と佐々井氏はいう。

集団暴行を受けて道端に放置されてる女の子を助けたり、
ご飯が食べられない子供に食事を与えたりする、
今そこにある悲しさやムゴさを、手を伸ばして救ってあげることの方が
よりリアルで大切な仏教の心だ、って話していて。

圧倒的な迫力、積み重ねてきた経験の重さ、そして平成人には欠けてる
大きな声量の彼を前の列に座って聞いた。

ヨガを練習して、まず自分の内側から平和を効かせて、
そこから外側にその調和を広げていこうと試みている恵まれた身にある私は、
ひどく揺さぶられて、答えを無理やり出そうとしないままにも、
何かが、言葉にならない棘が、心にひっかかった。

2009年3月30日月曜日

shri ganesha

パハルガンジーの通りはニューデリー駅からまっすぐ延びる。
各国から集まったバックパッカーや怪しい仕事をしている人が
宿泊する安宿が路地に立ち並び、深夜まで活気がある。

貴重品を肌身離さず見に着けるためのマネーベルトや
皮で出来たサンダルに、色鮮やかなワンピース、
あったかそうな厚い靴下に、あると便利なウール100%の大判毛布。

冷涼なヒマラヤへ、または常夏のゴアやケララへ
ここから旅を始めるために必要な装備が
英語が達者な、ときに強引な客引きによって売られている。

私の宿は 蛍光灯ではなく間接照明であるのが嬉しい。
部屋も清潔で新しく、バスルームには可愛いタイルまで貼ってある。

セージとゼラニウムのエッセンシャルオイルを焚くと、
すぐに部屋は親しみのある甘い清潔な香で満たされた。 

旅の最終地点のここでは
荷物が増えても構わないのだから。
と言い訳を自分にして、私は買い物をすることにする。

アーユルヴェーダのハーブに 
逆転のポーズをしてもずり下がってこない
ヨガに使えそうなアラジン・パンツたち。
輸出用のハイ・グレードなエッセンシャルオイルを扱う
店を見つけたときは、心が躍って
半日そこで色々な香りを嗅いだ。

戦利品が詰まったビニール袋の紐を腕に食い込ませながら 
パハルガンジー通りを歩いていると
後ろから人の歓声が上がっている。

振り返ると、大きな象が二匹 すごい速度で
ドシンドシンとこっちにむかって行進してくる。
顔には化粧を施され、4、5メートルはある高い背中には
座席が括り付けられ、御者が座って方向を指示している。
人間も人力車も脇に下がり この巨大な生き物に道を空ける

通り過ぎた象を、追いかけてお尻をさわらせてもらったら
波状にデコボコした肌には、太い毛がトゲみたいに生えてた。
さわりがてら ガネーシャのマントラを口ずさみ

日本にいる象が大好きな やさしい友だちの笑顔を思い出して
彼女に会いたくなった。

2009年3月18日水曜日

spiritual sisterhood

インド出発前日 必然の再会を果たした 友だちと夜ご飯。
ヨガのティーチャートレーニングを一緒に受けた彼女は
今の私に影響を与えた人の一人。

2005年の彼女はローフードにどっぷり浸かっていて
彼女のお家に遊びにいくと、
発芽したヒヨコマメで作ったフムス 
ナッツバターで作ったオレオもどき
カカオの実とデーツとアーモンドミルクのシェーク とか 
面白いものばかり食べさせれてドキドキしたっけ。

UC バークレー大学までの道をウォーキングしながら
聞くのはグルマイのmp3というような筋金入りの探求者であり

私がヨガマンダラで先生として教えた最初のクラスにも
参加して、終わった後 ほめてくれたんだった。

いっぱいおしゃべりして、あの頃いい時を過ごしたな!

頭が良くて やさしい心の持ち主の彼女は
この数年、デリーで学校の先生をしている。
チベットの尼僧やデリーのスラムの子供に英語を教える
プロジェクトに積極的に参加したり
ブータンで研究の成果発表をして国王に謁見したり。
ノーベル平和賞にもノミネートされた
ベトナムの禅僧 ティク・ナット・ハンの教えを熱心に学んで
ますます輝きを増していた。

ねえ香、私たち二人とも、すばらしい両親がいて 最高の教育をうけて
身体も健康で、20代からこういうこと勉強する機会に恵まれて
こんなに恵まれたこの人生で 
リアライズ しなかったらもったいないわね?

と別れ際に、ラーマナマハリシの山でとってきたという石をくれた。

origin of yoga

ヨガの起源、それがいつ起こったかについては諸説ある。
現役で活躍する研究者で最も有名な人の一人が
ジョージ・ファレンスタイン氏で
彼の本によると、ヨガのポーズをとっている像や印章が
ハラッパ文明・モヘンジョダロ遺跡で見つかったとされてた。

今日はデリーのナショナル ミュージアムへ。
ここは写真撮影OKで 日本語のオーディオガイドも用意されてる。
そこで見つけた 小さな 蓮華座やムードラをとってる人形たち
紀元前2000年~2700年 のものだそうだけど 
こんなのが偉大なヨガの起源、でいいのかしら、
と思ってしまうほど、なんというか、たどたどしい造り!

ナショナルミュージアムは 電気がついてなかったり
欠けてる展示があって非常にユルいんだけど
美しい楽器や武器の展示もあって
そしてインドの神さま勢ぞろいでなかなか良かった。

サンフランシスコのアジアンミュージアムに行った時
日本のセクションで縄文時代の埴輪が展示されてた。
ぽっかり空いた目を見てたら
こんな遠いところに見世物に連れてこられてって
なんだか気の毒に感じたのを思い出した

2009年3月14日土曜日

holy shit !


明日はホーリー祭だから ホテルの部屋に引きこもるように
食べ物をストックして 夕方まで出かけちゃダメだよ。
と注意された。

ホーリー祭りの起源は、クリシュナ神が遊び心で 
色のついた粉をガールフレンド達にぶつけたことによる。

面白そうだから、カフェに来てカオスを
見物しようかと思ってたんだけど、というと、
それがどれだけ危険なものかについて警告が降りた。

色粉は粗悪なものがマーケットに出回ってて
肌に残る、服がだめになる、目に入ったら危ない。
最近は鬱憤を晴らすために
水風船のなかに小石をいれる悪質なケースもあるし
とくに外国人女性は胸をさわられたり抱きつかれたり
インド人男性の抑圧されたセクシュアリティーが
存分に発揮される日になるから、おとなしくしておくように。
この通りは、警官が出てくるような無法地帯になるから。

ふむ。そうか・・・

じゃあ避難にそなえて、備蓄しましょう。
クッキー、クルミ、温めて食べれるスープと
水も2リットルちょうだい。と買い物してると、
もう色粉かぶった人たちが向こうから歩いてくる。

もとの肌色がわからなくなった 外国人のカップル。
シャツがピンクのまだらになった、お菓子屋さん。
顔を真っ赤にそめて水風船を持った子供たち。

どうやら、もう始っている?

ホテルの前にたむろってるティーンエイジャーが
水をぶつけようとして、近寄って来るのが見えたので
やめて!私は参加してないから!
とあせって叫んだけど、
ホーリーだもんね!とあてられてしまった。
幸い中身は水だけだったけど。

そしてビルの上からも水風船が投げつけられた!
ワンピースの後ろが濡れてしまう。

悔しい・・・わたしにも武器をちょうだい!!
と思わず水鉄砲と色粉を露店で購入したくなるけど
日も落ちてきたし、この旅は安全第一だ、と踏み留まる。

ホテルまでの距離は、まだ随分ある。
これ以上被害にあわないためには?

壁際をつたって、そろそろ目立たないように歩き
標的になりそうな最後のオープンエリアは忍者走り。
久しぶりに全力で走ると、心臓がドキドキする。
無事にホテルに駆け込んで後ろを振り返ると
インド人が笑って拍手をしてる。
大きく手を振りかえし、
受付の人に、もう明日の夜まで一歩も外にでないから!
と宣言して、屋上のレストランで高みの見物とする。

階段をあがると、レストランの店員さん(中年)も水風船を作って
仕事しながら通行人に投げつけて笑い転げてる(ここは4階)。
なんて、クレイジーな祭りなんだ。

Indian cough



インド咳、というものがあるらしい。
なにか、外国人が受け付けない粒子が飛散してて
肺をイガイガさせ、おおよそ25%の外国人旅行者が
滞在中に呼吸器系の疾患を起こすそう。

咳止めのレメディー覚え書き:

+ はちみつ 小さじ1
+ シナモン 小さじ4分の1
+ ピパリ(長コショウ)小さじ4分の1

=混ぜてなめる

咳はカファに関係してるケースが多いので 
それを増加させるような食べ物は避ける

・米、魚、牛乳(特に冷たいの)、バナナ、ヨーグルト、甘いもの

・強い風に当たることや、水を避ける
・お風呂や髪を洗うのも我慢して
ギュット絞ったお湯につけたタオルで
身体を拭く程度にとどめる

・出歩かず、休む (これが旅中では難しい)

アロマセラピーも役立った。
ベースオイルに
+ ユーカリ + ラベンダー + ローズマリー
胸骨から鎖骨、のどにかけて寝る前にマッサージ!

そして旅先のホテルにこもった臭いを払うために

アロマポットを買って
がんがんユーカリとラベンダーを炊いたら
大分楽になった。

ユーカリが呼吸器系統に効くのは本当!

コイル状になってる超シンプルな構造の
湯沸かし器も50ルピーで購入。
それで同じく咳によく効き免疫力アップ☆な
トゥルシー茶を淹れて飲んでる。